JF新潟漁連は、組合員の漁業経営と生活を守り、青く美しい海と豊かな海の幸を次の世代まで受け継ぐため、様々な活動を行っています。

JF新潟漁連 新潟県漁業共同組合連合会
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新潟県 上越市桑取川
魚の森づくり
くわどり市民の森の奥には上越市の水がめとしての水源かん養林があります。この水がめの森を守り、育てていくことは私たちの大切な水を守っていくことにつながります。
                    植林活動を平成24年10月13日 土曜日に植樹を行いました。
森林のはたらきと森林づくり
《番号にカーソルを合わせると説明がでます》
河川の増水をふせぎ、川を穏やかにします。また、土中に蓄えられた地下水は湧水となり、さけの産卵場になります。
森林の腐植土層を通過した水には、海の海藻や植物プランクトンが増殖するために必要な養分が豊富に含まれ、「豊かな海」の源になります。
森林の日光遮断効果や蒸散により、河川の水温が安定します。
腐植土などによるろ過効果で濁りの流出を防ぎます。また各種イオンや塩類の量を調節し、魚類などへの影響を緩和します。
川面に張り出す河畔林からの落下昆虫は直接魚類の餌になるばかりか、サケマス類稚魚の主餌となる水生昆虫の成虫の生息の場になります。
森づくり
大切な「さけ」や「アユ」、「イサザ」を後世に引き継ぐために、私たちに何ができるでしょうか?魚を守るためには、「豊かな川」、「豊かな海」、そしてそれを生み出す「豊かな森」が必要です。森はさけが生まれ育つ水を作り出し、海に栄養分を供給し海に下ったさけの餌を作り出します。私たちは先人の築きあげてきた「豊かな川」を未来の子供たちに引き継ぐため「魚の森」をつくっています。いつまでも、桑取川が豊かな川であることを祈って。
春の風物詩 イサザ漁
毎年4月〜5月、南葉山系の雪解け水が流れ込む桑取川河口及びその周辺の小河川に、海から上がってくるイサザが見られ、地元に春の訪れを告げるイサザ漁がはじまります。
天気の良い日や曇ってよどんだ日によく獲れますが、4月の中旬は雪解け水が流れるため、朝から午前中ぐらいまでしか漁はできません。漁は浅瀬に仕掛けた「待ち箱」で捕まえます。
河口からやがて上流の産卵場にたどり着いたイサザは、川底の石の下に卵を産みます。雄はふ化するまで卵のそばを離れず、卵を保護します。
ふ化した稚魚は川の流れに乗って海へ下り、やがて成長した稚魚は産卵のために再び川に上がってくるのです。
イサザ
イサザ(標準和名:シロウオ)は体の透き通った、体長5センチ程度の小魚です。躍り食いや、天ぷら、卵とじ、釜揚げ、佃煮などで食べられています。
上越地域でとれる魚
サケ アジ ワラサ
●サケ
雌より雄のほうがおいしいといわれます。雄は顔つきがけわしく、雌は丸みを帯びてやさしいので見分けてみてください。
●アジ
鮮度のよいものは皮目の色艶がよく、大きな目が透き通っていて黒く輝いています。
●ワラサ
体長が60cm前後のブリのことをワラサといいます。
成長にともない呼び名が変わる出世魚の代表格として知られています。
ヒラメ タイ サザエ
●ヒラメ
11cm〜13cmに成長したとき、右側の目が頭の後方に移動し、やがて背びれの前を通過して左側へ。
全長16cm前後になったころ移動を完了し、同時に横になって泳ぐようになり大人のヒラメになります。
●タイ
味よし、色よし、姿よしとすべてそろったおめでたい魚であることからきています。目が澄んでえらが鮮やかな赤色のものが新鮮です。
●サザエ
サザエという名は“小さな家”というまさにその形から名づけられ、ふたを触ってすぐに閉じるもの、軽く振ってみて音がしないもの、悪臭がしないものがよいものです。
「桑取川のさけ」観察・体験学習

11月上旬と下旬の2回、桑取川と上越市立水族博物館で観察体験学習を行っています。川を遡上するさけを観察したり、生きているさけを運んだり、人工授精しているところを見たりして、さけについていろいろなことを勉強します。

さけ大漁祭

11月上旬、桑取川さけ採卵加工施設を会場に、さけやさけの加工品を販売します。

魚の森づくり 植樹ボランティア参加者募集
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合せ下さい。
上越市農林水産部農林水産整備課     TEL.025-526-5111 内線1277
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